AIGとJTBの合弁会社であるジェイアイ傷害火災保険株式会社(本社:東京都千代田区一番町20-5、代表取締役:南沢光仁)と、世界の保険市場をリードするロイズの日本における総代理店ロイズ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区大手町1-5-4、代表取締役:引田享)は、日本初の『宇宙旅行保険』を開発し、このたび商品認可を取得いたしました。
両社は、2005年10月にJTBが宇宙旅行を発売したことを受けて、保険商品の開発を進めて参りました。この度、JTBの宇宙旅行(※1)に申込みされたお客様に向けて、2008年4月1日(予定)から
『宇宙旅行保険』を販売する運びとなりました。
JTBが宇宙旅行の販売を開始したことにより、民間人にも宇宙旅行が身近なものとなりつつあります。宇宙旅行が実現することで、当然保険に対するニーズも発生します。現在販売している海外旅行保険は、その旅行先として宇宙を想定していません。また、「海外旅行」と「宇宙旅行」とでは旅行行程に
おける環境も大きく異なることから、現行の海外旅行保険とは別に商品開発が必要と考え、旅行保険分野のエキスパートであるジェイアイ傷害火災保険(株)が発案し、特殊かつ高度なリスクの引受を得意
とするロイズ・ジャパン(株)の協力を得て、商品を開発いたしました。
JTBの宇宙旅行は、月旅行、本格宇宙旅行(軌道旅行)、宇宙体験旅行(弾道飛行)に大きく分かれ
ていますが、『宇宙旅行保険』では、これら全ての旅行を対象といたします。宇宙におけるリスクの想定
は極めて困難なため、補償内容は宇宙旅行行程中の事故による傷害死亡に限定いたしました。宇宙飛行機等の発射準備が完了し、搭乗した時点から宇宙空間(※2)である大気圏外へ出た後、地球上に帰着し、宇宙飛行機等から降りるまでの間を補償いたします。日本から宇宙飛行機等の打上げ基地までの旅行行
程および宇宙飛行機等の発射準備が完了するまでの間ならびに宇宙飛行機等を降りた以降の旅行行程は、現行の海外旅行保険で補償いたします。
補償額は、旅行者の年令、職業および収入等を総合的に勘案し決定します。また保険料については、旅行の種類およびリスクの度合等に応じ個別に算出します。
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※1 |
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当該宇宙旅行における宇宙船は現在開発中のため、具体的な出発日時は未定ですが、早ければ2008年後半から2009年に実施予定です。 |
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※2 |
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宇宙空間:高度100km以上の空間をいいます。(国際航空連盟による一般的な定義) |
この件に関する報道関係者のお問い合わせ先 |
<宇宙旅行保険に関して> |
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 |
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担当:竹内・堀 |
東京都千代田区一番町20-5 |
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電話03-3237-2102 |
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ロイズ・ジャパン株式会社 |
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担当:塩沢 |
東京都千代田区大手町1-5-4 |
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電話03-3215-5291 |
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<宇宙旅行に関して> |
JTB広報室 |
電話03-5796-5833 |
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*本件につきましては、国土交通省記者クラブにおいても同様の資料を配布いたします。 |
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