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新着情報
2009.05.27
2008年度海外旅行保険事故データ
  1. 事故発生率は過去最高の2.84%(35人に1人)
  2. 保険金支払い項目の1位は治療・救援費用、2位は携行品
  3. 高額事故の発生地域の1位はヨーロッパ、最高額は3,700万円
  4. 高額事故を傷病別に分類すると、1位は脳疾患

 ジェイアイ傷害火災保険株式会社(本社:東京都千代田区一番町20-5、社長:南沢光仁)は、2008年度の海外旅行保険契約者の事故発生状況について別紙の通りまとめ、本年5月27日(水)より自社ホームページ内(http://www.jihoken.co.jp/)で公表いたします。
 これは、事故の動向を開示することにより、海外旅行に必要な海外旅行保険の認知を高めるため毎年実施しているものです。

 概略は以下のとおりです。

1. 事故発生率
2008年度の事故発生率は、2.84%(35人に1人)と当社が1996年に調査を開始して以来、過去最高値となっております。
2. 支払い項目別事故状況
請求項目で一番多いものは治療費や医療搬送費用などを補償する治療・救援費用で、携行品損害や旅行事故緊急費用など、旅行中のトラブルを補償する項目が続いております。
3. 高額事故例(地域別)
治療・救援費用が300万円を超えた高額事故の発生地域はヨーロッパが多くなっておりますが、渡航地域の多様化により世界各地で発生する傾向にあり、アジアでのケースも増えております。保険金の支払いが1,000万円を超えるケースが10件と前年より7件増加し、最高額は3,700万円でした。治療・救援費用の補償内容が充分な海外旅行保険が必要と言えます。
4. 高額事故における傷病分類
高額事故の原因を傷病別に分類すると、疾病の割合が外傷よりも多くなっております。また、件数の1位は、脳出血や脳梗塞などの脳疾患となります。

 実際に、海外旅行保険に加入せずにクレジットカード付帯の保険のみや無保険で海外に出かける方もおりますが、海外では保険などの支払い保証ができないと十分な治療を受けられない場合もあります。
 海外では日本と比較し治療費自体が高額であり、また通訳費や搬送費も必要なことから、十分な補償内容を検討の上、海外旅行をされることをお勧めしております。

以上
この件に関する報道関係者のお問い合わせ先
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 企画総務部 電話03-3237-2102(担当:美里・堀)

[別紙]

1.事故発生率

■過去最高値の2.84%(35人に1人)

2008年度の海外旅行での事故発生率は2.84%となり、当社が調査開始して以来、最高値となりました。これは35人に1人が何らかの事故に遭っている計算になります。
「2. 支払い項目別事故状況」のとおり、携行品の盗難や破損の補償や搭乗便の遅延時の食事代など偶然な事故を補償する旅行事故緊急費用に代表されるように、海外旅行保険の役割が重大事故だけでなく、より多くの事故・トラブルを補償する方向になっていることから保険請求件数も増加し、併せて事故発生率も増加しております。
また、近年「契約概要のご説明」など、保険パンフレットに付随する説明を加え、お客様により保険内容をわかりやすくするように対応していることで、より保険を身近にご利用いただいていると考えております。

事故発生率のグラフ

『2008年度海外旅行保険事故データ』(当社調べ):事故発生率

2.支払い項目別事故状況

■1位 治療・救援者費用(45.2%)、2位 携行品損害(35.7%)、3位 旅行事故緊急費用(14.2%)

海外旅行保険で最も多く支払われている補償項目は、腹痛・風邪などの疾病やケガによる治療費用、また入院した際に家族が駆けつけたり、日本や第三国までの医療搬送費用を補償する治療・救援費用(全体に占める割合45.2%、前年比99.5%)で例年どおりです。
次いで多いのが、携行品の盗難や破損の補償(同35.7%、前年比101.6%)、3番目に搭乗便の出発遅延や航空会社に預けた荷物が現地に届かないなどの偶然な事故を補償する旅行事故緊急費用(同14.2%、前年比98.9%)と続き、これら3つの合計が全体の95.1%に達しています。
以上から、海外旅行保険の最も重要な役割が、旅先での病気やケガの治療費の補償であることは変わりませんが、海外旅行保険の幅広い補償内容により、携行品や手荷物遅延などの幅広い用途で利用されていることがわかります。

支払い項目別事故状況のグラフ支払い項目別事故状況の表

『2008年度海外旅行保険事故データ』(当社調べ):支払い項目別事故状況

3.高額事故例(治療・救援費用対象分)

■発生地域の1位はヨーロッパ、2位は北米(ハワイ含む)、3位はアジア
■ただし、発生地域は世界各地に分散する傾向
■1,000万円を超える高額事故例が増加、最高額は3,700万円

2008年度に治療・救援費用が300万円以上と高額になった重大事故実例は全61件で次項以降の通りです。海外では医療費自体が高額な上、手術などの医療行為の説明に医療通訳が必要となり、家族などの救援者の渡航費用やホテル代、医師・看護師の付き添いでのチャーター機による医療搬送など、総額では大変高額になるケースがあります。
地域別に見るとヨーロッパが28件と1位になっております。当社の契約者の渡航先の1位がアジア、2位北米、3位ヨーロッパであることを考えると、発生比率自体が高いと言えます。
これは、ヨーロッパからの医療搬送の場合、距離・時間が長いため費用が高額化すること、また旅行日程が比較的長期間であり、フライトも長いことから、体調も崩しやすいことも原因と考えられます。
ただし、アジア各国での高額事故が目立つように、渡航地域の拡大に準じ、発生地域も多様化していると言えます。特に医療水準が日本と比較して一般的に低水準にある場合は、バンコクなど医療水準が比較的高い都市へ搬送して治療を行う必要があるため、物価が安い国においても総額での費用は高額化することがあります。

また、2008年度は保険金の支払いが1,000万円を超えるケースが10件と、昨年度の3件から大幅に増加しています。重大な事故や病気の場合、現地入院で1日あたり数十万〜100万円程度の費用が必要になり、医療搬送費用や現地に家族が駆けつける救援者費用も加わると、治療・救援費用は、発生後すぐ数百万円に膨れ上がり、総額1,000万円を超えることにもなります。
補償内容が不足する場合は、身体の心配に加えて、掛かる費用の心配なども必要となり、とても治療に専念できる状態ではなくなるのが実態です。
そのため保険の加入の有無だけでなく、補償内容に関しても十分考慮する必要があると言えます。
当社では、「治療・救援費用を無制限に補償するプラン」の選択率が、全プランの中でも2008年度38.7%と、多くのお客様に選ばれております。今後も団塊世代の海外旅行の増加に伴い、心疾患、脳疾患などの重症ケースも予想されることから、同プランを中心にお客様にお勧めしていく方針です。
クレジットカード付帯の保険は補償額が低いため重大事故時には治療費などが不足する可能性が高く、補償内容また現地でのサービス内容を確認の上、海外旅行保険にも併せて加入するのが望ましいと言えます。

高額事故上位

国名 事故状況 支払保険金(円)
1 スロベニア 観光中に意識を失う。脳内出血と診断され、現地病院からヘリコプターで設備が整った病院へ搬送後30日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 37,064,329
2 アメリカ ホテルで意識を失い、病院へ搬送。くも膜下出血と診断され46日間入院・手術。家族が駆けつける。 22,210,836
3 イタリア 食事中に手足が痺れ、歩行不能となる。脳内出血と診断され24日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 17,738,759
4 ギリシャ 写真撮影のため塀に登ったところ、バランスを崩し背中から落下。腰椎圧迫骨折・大腿骨頸部骨折と診断され21日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 17,527,892
5 マルタ 飲食後、手足が麻痺。脊柱管狭窄症と診断され、現地病院からパリの病院にチャーター機で搬送後22日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 15,029,212

各地域別高額事故実例(治療・救援費用の支払いが300万円以上の例)

 ①ヨーロッパ 28件

国(都市) 内容 支払保険金(円)
イギリス 路上で暴漢に襲われ意識不明となる。頭部外傷と診断され41日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 11,244,970
胸の痛みを訴え受診。肺気胸と診断され13日間入院・手術。家族が駆けつける。 4,916,930
フランス レストランで意識を失う。肺梗塞と診断され19日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 6,355,094
嘔吐・過呼吸を訴え受診。不安神経症と診断され7日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 5,213,744
店内の階段で転倒し、かかとを強打。開放性脱臼骨折と診断され7日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 4,914,549
観光中階段で転倒し、頭部を打撲。硬膜下血腫と診断され7日間入院。家族が駆けつける。 4,102,219
イタリア 食事中に手足が痺れ、歩行不能となる。脳内出血と診断され24日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 17,738,759
腹痛を訴え受診。S状結腸穿孔・腹膜炎と診断され15日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 7,371,929
昼食時に痙攣を起こし病院へ搬送。脳内出血と診断され9日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 5,657,469
喉の痛みと息苦しさを訴え受診。扁桃周囲膿瘍と診断され5日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 4,489,710
階段を踏み外して転倒し、腕を痛める。上腕骨の骨折と診断され11日間入院・手術。 3,957,978
スイス ホテルで吐血し意識を失う。脳梗塞と診断され、現地病院から首都ベルンにヘリコプターで搬送後13日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 9,425,753
観光中、アイスバーンで滑って転倒。大腿骨頸部骨折と診断され16日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 8,368,865
路上で転倒し、かかとを強打。骨折と診断され5日間入院。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。帰国後、手術を行う。 4,956,001
腹痛を訴え受診。卵巣のう腫と診断され9日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 4,567,927
ドイツ 留学中、急な不安を感じ受診。不安神経症と診断され59日間入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。 6,131,007
ホテルで転倒し、脇腹を強打。肋骨骨折と診断され11日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 3,152,835
オーストリア ホテルで意識を失う。脳梗塞と診断され30日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。(保険金額不足/自己負担あり) 9,998,911
バス降車時に転倒。大腿骨の骨折と診断され16日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 6,234,886
現地到着後、視覚不良を訴え受診。網膜剥離と診断され18日間入院・手術。家族が駆けつける。 3,838,950
ギリシャ 写真撮影のため塀に登ったところ、バランスを崩し背中から落下。腰椎圧迫骨折・大腿骨頸部骨折と診断され21日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 17,527,892
ホテルで異常行動を取り、病院へ搬送。精神病的発作と診断され6日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 3,402,214
トルコ バス乗車時に転倒し、頭部を強打。外傷性くも膜下出血と診断され16日間入院。家族が駆けつける。 3,821,185
スウェーデン 胃痛・腰痛を訴え受診。腸閉塞と診断され2日間入院。家族が駆けつける。 4,030,353
ハンガリー 観光船に乗船中バランスを崩し、人工股関節を脱臼。13日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 10,653,311
スロベニア 観光中に意識を失う。脳内出血と診断され、現地病院からヘリコプターで設備が整った病院へ搬送後30日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 37,064,329
クロアチア ベッドから転落し、頭部を強打し失神。硬膜下血腫と診断され7日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 5,943,204
マルタ 飲食後、手足が麻痺。脊柱管狭窄症と診断され、現地病院からパリの病院にチャーター機で搬送後22日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 15,029,212

 ②北米(ハワイ含む)17件

国(都市) 内容 支払保険金(円)
ハワイ ホテルでベッドから転落。大腿骨の骨折と診断され8日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 6,539,756
観光中に意識を失う。脳内出血と診断され3日間入院。家族が駆けつける。 5,668,605
遊泳中に胸が苦しくなり受診。急性心筋梗塞と診断され3日間入院・手術。 4,837,048
ホテルのバスルームで転倒。大腿骨の骨折と診断され5日間入院・手術。家族が駆けつける。 4,450,236
観光中に岩場で転倒。脛骨の骨折と診断され9日間入院。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 3,797,605
サーフィン中、自分のボードが太ももに当たる。下腿コンパートメント症候群と診断され6日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。 3,345,023
ホテルで全身硬直し意識不明となる。てんかんと診断され4日間入院。家族が駆けつける。 3,153,790
アメリカ ホテルで意識を失い、病院へ搬送。くも膜下出血と診断され46日間入院・手術。家族が駆けつける。 22,210,836
機内で胸の痛みを訴え到着後受診。心筋梗塞と診断され7日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 11,709,627
腹痛・腰痛を訴え受診。子宮内膜症と診断され2日間入院・手術。 7,582,053
腹痛を訴え受診。急性虫垂炎と診断され3日間入院・手術。 4,866,394
レンタカー運転中に対向車と衝突し、ヘリコプターで病院へ搬送。捻挫・胸部打撲と診断される。 4,487,126
スキー中に転倒し、足をひねる。足首閉鎖性骨折と診断され2日間入院・手術。 4,283,782
腹部の痛みを訴え受診。子宮内膜症と診断され日帰り手術。 3,945,196
ホテルで吐血し、病院へ搬送。腹部動脈瘤の破裂と診断され2日間入院。家族が駆けつける。 3,053,969
カナダ 階段を踏み外して転倒。大腿骨頸部骨折と診断され16日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 7,883,121
スキーで転倒し、両足を強打。脛骨・腓骨の骨折と診断され6日間入院・手術。(保険金額不足/別途自己負担あり) 5,000,000

 ③アジア 11件

国(都市) 内容 支払保険金(円)
中国 搭乗車が他の車と衝突。腰椎骨折、橈骨・膝蓋骨粉砕骨折、全身他部位損傷と診断され8日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 14,158,349
バス乗車時に転倒。大腿骨頸部・上腕骨頸部骨折と診断され67日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 8,571,233
胃痛・腹痛を訴え受診。腸閉塞と診断され34日間入院・手術。 8,258,117
クルーズ中、胸の痛みを訴え受診。肺炎・心不全と診断され3日間入院。医師が付き添いチャーター機で医療搬送。 7,352,501
舌の腫瘍で受診。舌癌と診断され帰国後入院。 5,000,000
歩行中に転倒し、膝を強打。右膝関節軟組織損傷と診断され、現地病院から北京の病院へ医療搬送後15日間入院。 3,008,372
タイ めまい・嘔吐を訴え受診。多発性骨髄腫・形質細胞腫と診断され30日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 6,919,535
血尿を訴え受診。水腎症と診断され27日間入院・手術。 3,699,006
高速船が波でバウンドし、全身を強打。腰椎骨折と診断され10日間入院・手術。医師が付き添い医療搬送。 3,404,593
インドネシア ホテルで意識を失う。脳内出血と診断され11日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添いチャーター機で医療搬送。 12,066,650
インド 発熱・頭痛を訴え受診。マラリアと診断され、現地病院からニューデリーの病院へチャーター機で搬送後10日間入院。家族が駆けつける。 3,844,529

 ④オセアニア 2件

国(都市) 内容 支払保険金(円)
オーストラリア 観光中に転倒し、足を痛める。大腿骨の骨折と診断され8日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 3,116,032
ニュージーランド 精神不安と尿道の炎症を訴え受診。不安神経症と診断され9日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 5,412,221

 ⑤アフリカ 1件

国(都市) 内容 支払保険金(円)
エジプト クルーズ中に呼吸困難を訴え船医の受診後、下船し病院へ搬送。濃胸と診断され13日間入院。家族が駆けつける。 5,383,458

 ⑥中南米 1件

国(都市) 内容 支払保険金(円)
ペルー 咳・発熱・虚脱を訴え受診。糖尿病性ケトアシドーシス・肺炎と診断され、現地病院からリマの病院へチャーター機で搬送後20日間入院。 5,492,329

 ⑦太平洋 1件

国(都市) 内容 支払保険金(円)
グアム 乗車中のタクシーがブレーキ故障でビーチに突っ込み、全身を打撲。腰椎圧迫骨折と診断され9日間入院。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 3,000,015

『2008年度海外旅行保険事故データ』(当社調べ):高額事故例

4.高額事故における傷病分類

■原因は、外傷より疾病が多い
■傷病別に分類すると、脳疾患が第1位

上述の高額事故につき、外傷・疾病で区分すると、疾病の割合が多く、また疾病の内訳で見ると、脳出血や脳梗塞などの脳疾患が1位となっております。脳疾患の場合は、長期入院やより専門的な手術が必要になり、また通常は本人やご家族が海外での長期入院に精神的・物理的に耐えられないことから、完治しない段階で日本への医療搬送を行うことになります。その場合、万一の容態変化に対応するため医師・看護師同乗となり、また絶対安静や酸素等の医療器材搭載のためチャーター機を利用する場合もあり、全体的に費用は高額となります。

1. 外傷・疾病区分
外傷・疾病区分のグラフ外傷・疾病区分の表
2. 疾病内での分類
疾病内での分類のグラフ
疾病内での分類の表
  • ※その他は、眼・神経・婦人科・感染症・循環器
  • ※分類は傷病大分類別を元に、一部詳細区分とした。
  • ※複数の要因が重なった場合は、主疾病でカウント



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