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【災害の多い国、日本】地震の発生率は世界4位!リスクを知って備えよう

日本は災害大国で多くの自然災害のリスクがあります。特に、東日本大震災をはじめとした巨大地震による被害も多いことが特徴です。ですから、できる限りの備えはしておきたいものですよね。

地震のほかにも日本では様々な自然災害が発生していますが、具体的にはどんな種類があるのでしょうか?

本記事では日本における自然災害への備えについて、特に地震を中心に詳しく解説します。

自然災害の種類はどのようなものがあるのか

日本の自然災害については「被災者生活再建支援法」という法律で細かく定義されています。

“自然災害 暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象により生ずる被害をいう。”

被災者生活再建支援法:第二条 一自然災害より抜粋
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=410AC1000000066

また、それぞれの概要や被害例は、以下のようになります。

暴風

平均風速が15~20m/sになると、歩行者の転倒や高速道路での車の運転に支障が出始める。さらに強くなると、建物の損壊・農作物の被害・交通障害被害等が発生する。

豪雨

短時間に多量に降る大雨のこと。一定範囲で数時間にわたって降る大雨は『集中豪雨』と呼ばれる。数十分単位の短い時間、狭い範囲に集中した大雨は『局地的豪雨』と呼ばれる。

豪雪

雪による雪害の中で、程度の著しいものを指す。豪雨に準じた意味で使われ、短時間・狭い範囲に集中した大雪は『局地的豪雪』と呼ばれる。

洪水

大雨や融雪などによって、河川の流量が異常に増加し、河川の水が堤防を越えたり、堤防が決壊することによって起こる氾濫を洪水と呼ぶ。

高潮

台風、または発達した低気圧の通過によって引き起こる、潮位の上昇。海面の吸い上げ効果(気圧)と海水の吹き寄せ効果(強風)で潮位が高くなり、高波が発生する。

地震

地下の岩盤(プレート)がぶつかりあったり、すれ違うことによって起こる現象。地下の岩盤がずれに耐えきれなくなったときに揺れを引き起こす。

津波

地震などによって生じる、高波のこと。海底や海岸地形が急変することで、海洋上に大規模な『波の伝播』が起こる現象。

噴火

火山からマグマや火山灰などが急速に噴き出す現象。

世界の自然災害事情!地域ごとに傾向はあるの?

自然災害は、日本だけでなく世界的にも多く発生しています。

1967〜2016年の50年間だけを見ても、世界各国でおよそ8,000件の大規模自然災害が発生しており、その被害額は約7,300億ドルにも上ります。

自然災害による死者数は、1967〜2016年の50年間でおよそ280万人。発生件数と被害額は東南アジアがいずれもワースト1位です。

また、中南米は地震や津波による死者数が最も高い地域となっています。一方で、被害が少ない地域も存在していることから、自然災害の頻度には『その地域の傾向』があることがわかります。

地震が多く発生している地域には、プレート境界と呼ばれる別々のプレート同士が接している場所が認められることが多いです。

日本周辺を見ると、海には太平洋プレート・フィリピン海プレートがあり、別の陸のプレートの方角へ1年あたり数cmの速度で移動し、そのプレートの下へと沈み込んでいます。ほかにも複数のプレートがあり、日本はまさにプレート境界と考えられる場所に存在しています。そのため、日本は世界でも有数の地震多発地帯となっているのです。

日本の地震発生件数は年間約1,000件以上!?

日本の地震頻度は、世界的に見てどの程度なのでしょうか。

国連開発計画(UNDP)の資料によると、1980年から2000年にかけての国別の年間地震頻度は以下となっています。

さらに、国内の2009年から10年間の地震発生回数をまとめると以下のようになります。

回数だけ見ると、2011年と2016年が特筆して多く発生していますが、2011年には東日本大震災、2016年には熊本地震が発生しました。

大地震が発生するとその余震によって地震が多く発生する傾向にあります。

地震による被害が多い日本ですが、地震による被害は、揺れと津波以外にどのようなものがあるのでしょうか。

東日本大震災では津波の被害が甚大でしたが、それ以外でも、建物の倒壊や火災の発生、土砂崩れなどが発生しました。また、関東の湾岸地域では液状化現象が起こり、ビルが傾いたり、道路が変形するなどの甚大な被害が発生しています。

このように、日本では地震による多様なリスクが考えられるのです。備えなければならないことがたくさんあるだけに、正しい知識を身につけることが大切だということがわかりますね。

災害リスクを正しく理解して備えよう

日本では地震学者が地震の前兆を観察して事前に予知することに注力してきました。完全な予測は難しいことから、現在は長期評価をもとに確率予測を行っています。それでも、いつ、どのような災害が発生するかは予測しきれていないのが実情です。

地震の発生確率が高いとされている地域はもちろん、低いと見積もられていたエリアでも大きな地震が発生する可能性は否めません。2016年に発生した熊本地震はその典型で、短期間で複数回にわたり震度6弱以上の地震に遭い、甚大な被害をもたらしました。

未曾有の災害に備えるためにも、まずは自分の生活する場所や地域にどのような自然災害のリスクがあるかを確認しましょう。リスクを正しく理解すれば、どのような備えが必要か判断しやすくなります。

高い本棚や食器棚があれば固定する、食糧や水は備蓄しておくといった家庭内対策もその1つ。また、避難所の場所や経路を確認する、家族とはぐれた場合の待ち合わせ場所を決めるなど、具体的な行動指針を決めておくのもよいでしょう。

最後に、地震保険への加入有無もチェックしておきましょう。火災保険だけでは地震による被害は補償されません。地震による被害が発生したとき、地震保険は大きな支えとなってくれるでしょう。

まとめ

日本はとても地震の多い国です。近年では大雨や大雪による被害の発生も顕著となっていて、常日頃から自然災害に遭う可能性を考えておく必要があります。万が一のときのために、災害の発生リスクをしっかりと認識して、できる限りの備えをしておきましょう。

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