利益相反管理方針

当社は、当社が行う取引に関して、お客様の利益が不当に害されることのないよう、次のとおり利益相反管理方針を定め、利益相反管理に万全をつくします。

1.利益相反とは

当社とお客様の利益または当社のお客様間の利益が競合・対立する状況等をいいます。

2.利益相反のおそれがある取引

  1. （1）利益相反のおそれのある取引の特定方法
    当社は、以下のような観点から、当社が行う取引を検証し、利益相反のおそれのある取引を特定し、これを適切に管理します。

    ①お客様がご自身の利益を優先させてくれると合理的な期待を抱かれる状況か
    ②お客様の情報を利用して、当社が不当に利益を得るおそれが高い状況か
  2. （2）取引の類型と主な取引例
取引の種類 主な取引例
お客様と当社の利益が相反するおそれのある取引 お客様の潜在的な有価証券に係る取引情報を知りながら、当該有価証券の取引を行う場合
お客様相互間の利益が相反するおそれのある取引 敵対的買収事案において、買収側と非買収側双方に投融資を行う場合

3.利益相反の管理体制

当社は、利益相反管理統括部門および利益相反管理統括者を設置し、対象取引の特定および管理を統括します。
また、管理を適切に行うために、教育・研修を実施し、役職員に周知・徹底します。

4.利益相反の管理方法

当社は、対象取引に該当すると認識した場合には、以下に掲げる方法その他の方法を選択し、または組み合わせるなどの措置を講じます。

  1. （1）当該取引を行う部門とお客様との取引を行う部門を分離します。
  2. （2）当該取引またはお客様との取引の条件あるいは方法を変更します。
  3. （3）当該取引またはお客様との取引を回避します。
  4. （4）当該取引に伴い、お客様の利益が不当に害されるおそれがあることについて、お客様に適切に開示します。
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