保険の対象
火災保険の保険の対象は、「建物」と「家財」に分けられています。
「iehoいえほ」では、建物と家財を両方対象とするか、どちらかのみにするのかを任意でご選択いただけます。また、地震保険に加入する場合も、保険の対象は火災保険と同一になります。
目次
保険の対象
保険の対象を「建物と家財の両方」「建物のみ」「家財のみ」の3パターンからお選びいただけます。
保険の対象となる建物と家財の範囲
-
建物
ご契約される方が個人または共有名義で所有し、日本国内にある住居のみに使用される建物
* 築年数が補償開始日時点で40年以内の建物に限ります。ただし、築年数により引受内容に制限があります。
※ ご契約される方と居住者が異なる場合でもお申込みは可能です。
-
家財
上記の建物に収容されているご契約される方またはご契約される方の親族が所有する家財
補償の範囲に含むもの・含まれないもの
建物・家財については、それぞれ含むもの・含まれないものがあります。
また、お申込みいただけないケースもありますので併せてご確認ください。
建物の範囲に含むもの・含まないもの
畳、建具その他これらに類する物 | ○ |
---|---|
電気、通信、ガス、給排水、衛生、消火、冷房・暖房、エレベーター、リフト等の設備のうち建物に付加したもの | ○ |
浴槽、流し、ガス台、調理台、棚その他これらに類する物のうち建物に付加したもの | ○ |
建物の基礎 | ○ |
門・塀・垣 | ○ (付属建物等損害補償特約が自動セットされます) |
物置、車庫その他の付属建物 | ○ (付属建物等損害補償特約が自動セットされます) |
タンク、サイロ、井戸、物干、外灯設備等の屋外設備・装置(建物に直接付属しないもの) | × |
家財の範囲に含むもの・含まないもの
建物に収容されている家具・衣服等の日常生活に用いる動産 | ○ (敷地内に設置された物置、車庫その他の付属建物に収容される家財も含みます) |
---|---|
1個または1組の価額が30万円を超える貴金属、宝石、美術品、時計(腕時計を含みます)等 | ○ (ただし、1個または1組あたり30万円、1事故あたり合計して100万円または家財の保険金額のいずれか低い額が補償の限度となります*) |
通貨、小切手、印紙、切手、有価証券、手形、プリペイドカード、商品券、電子マネー、乗車券等(定期券を除きます)、預貯金証書 | × (ただし、「盗難」の補償をセットしている場合のみ、一定額の範囲内で補償します*) |
業務に使用する動産(什器、商品等) | × |
自動車(総排気量が125cc以下の原動機付自転車を除きます)、船舶(ヨット、モーターボートおよび水上バイクを含みます)または航空機およびこれらの付属品 | × |
帳簿、証書、設計書、稿本、模型等 | × |
データ、ソフトウェア、プログラム等 | × |
動物および植物等の生物 | × |
法令により所有または所持が禁止されている物 | × |
お申込みいただけない場合
下記に該当するものや専用住宅ではない建物は、お申込みの対象外となります。
上記以外の対象外の例
- ・ウィークリーマンション*1
- ・トレーラーハウス*2
- ・シェアハウス
- ・サービス付高齢者住宅
- ・老人ホーム
- ・グループホーム
建物の状態が下記に該当する場合は、お申込みの対象外となります。
- ・保険期間の初日の時点で住居の表示(地番)が未確定である建物
- ・引渡日が未確定の建物
- ・建築中の建物、取りこわし中の建物
- ・建築年月が不明の建物
- ・築年数が補償開始日時点で40年を超える建物
- ・住宅金融支援機構等の公的融資を受けている建物
建物の所在地が下記に該当する場合は、お申込みの対象外となります。
- ・日本国外に所在する建物およびその収容家財
お申込みされる方(保険契約者)が下記に該当する場合は、お申込みの対象外となります。
- ・お申込人(保険契約者)が法人(個人事業主を含みます)の契約
- ・お申込人(保険契約者)がマンション管理組合の契約
- ・お申込人(保険契約者)が日本国外に居住する者の契約
ご契約の内容が下記に該当する場合は、お申込みの対象外となります。
- ・借用住宅(賃貸借契約のあるものに限ります)に収容される家財を保険の対象とする契約
- ・質権を設定する契約
- ・建物の保険金額が1億円を超える契約
- ・家財の保険金額が3,000万円を超える契約
- ・1保険契約で複数の建物を補償する契約
*1 「ウィークリーマンション・マンスリーマンション」とは各戸室に家具等が備え付けられており、1週間や1か月等を契約単位として戸室を賃貸するマンションをいいます。
*2
「トレーラーハウス」とは原動機を備えずけん引車によりけん引される移動型住宅等をいい、車両(鉄道車両を含みます)を改修して住宅の用途として使用している場合等もこれに含みます。
(ご注意)一部離島等においては、事故発生時に十分なサービスを提供できない可能性があるため、お引受けできない地域がありますので、事前にご連絡ください。
よくあるご質問
Q: 自分で所有するマンションの一室を賃貸に出す予定なのですが、申込むことはできますか?
A:
はい、お申込みいただけます。
ご契約される方が所有し住居のみに使用されるお部屋であれば、居住者に関わらずお申込みいただけます。
Q: 同じ敷地内に母屋と独立した別宅があるのですが、別宅だけ申込むことはできますか?
A:
はい、お申込みいただけます。
ご契約される方が所有し住居のみに使用される建物であれば、別宅だけでもお申込みいただけます。