「火災」の補償では、失火やもらい火などの火災事故による損害が生じた場合に保険金をお支払いたします。それだけではなく、消火活動の放水による損害も補償します。
火災保険で対象となる火災とは、火の熱による変形や焦げにとどまらず、着火して燃え広がっていくものをいいます。よって「コンロで鍋を焦がししてしまった」ような場合、周りに燃え広がってしまった場合は「火災」の補償の対象となりますが、鍋が焦げてしまっただけの場合は対象にはなりません。
また「破裂・爆発」の補償では、漏れたガスに引火した事故などによる損害が生じた場合に保険金をお支払いたします。
火災保険で対象となる破裂・爆発とは、気体または蒸気の急激な膨張を伴う破裂またはその現象による衝撃、破損をいいます。冬の寒い日に水道管の中の水が凍結して、水道管が破裂した損害は、「破裂・爆発」には当たりません。
*「地震火災費用保険金」を選択していただくことにより、地震等を原因とした火災によって所定の損害が生じた場合に、火災保険から保険金額の5%をお支払いします。
* 出典:総務省消防庁ホームページ「平成29年度消防白書」(http://www.fdma.go.jp/html/hakusho/h29/h29/html/1-1a-5-1.html)
*上記のほかに、残存物取片付け費用保険金、損害防止費用などがお支払いの対象となります。